大阪謎の陣2に参加してきた!
こんばんは (@tenhouginsama)です。
今回は大阪謎の陣2に本日参加してきましたので最速レポートをアップしたいと思います。
1:ネームイーターからの脱出〜確率55%の脱出〜(シングルズ)
シングルズの池上マスターが主催するした本イベント。大阪では有名な、謎解き制作者のお一人です。ぎんも以前より参加したかったのですが、なかなか日程が合わず、今回とても楽しみにしていた公演の一つです。
シングルズのコンセプトは「全員が理解して進める成功率100%」謎解きイベントです。 そんな中、今回はタイトルからすでに「55%」とあらかじめ脱出できる確率が決まっているという意味不明さでした。
参加した感想
今回は全員で20人の、全員協力型のイベントということでとても新鮮でした。確率55%ということは、単純計算でこの中の半分は失敗する…。
ちなみに、ぎんは失敗しました…。ざんねん。
さて、池上マスターの人徳なのか参加者が作る雰囲気なのか、とても和気藹々としたイベントでした。問題の合間に必ず池上マスターが、全体に「まだわかってない人いないよね?」と確認をしてくれたのがすごく良かったです。丁寧さを感じました。
謎の難易度はそんなに高くなく、比較的オーソドックスなものが多かったですが、その代わり公演に仕掛けられた数々のギミックにおどろかされました。ライブ型イベントといえば良いのか、人数が多いことでできるイベントですね。たのしかったです!
2:ミステリートレイン エニグロイド号(ENIG-ROID)
京都大学のENIG-RIODの周遊型のイベントです。参加者は、子供の頃にやったような紐で作られた電車に入って、館内にしかけられた謎を解きます。
内容としてはオーソドックスな内容になっており、比較的に簡単な謎でした。ぎんは、現地でたまたまあった無策師(すごく謎が解ける人)さんと一緒に解き、最速で成功しました。
※ほとんど解いてもらった
※唯一成功した公演である
3:近江屋の夜
こちらは、謎の陣2で初めて設立された団体「GART(ガルト)」の公演です。和室を使った謎解きで、歴史(坂本龍馬暗殺)を舞台にした内容でした。
参加者は「龍馬陣営と襲撃陣営」のそれぞれに5人づつわかれ、襖をわけた隣の部屋に案内されます。部屋にはそれぞれ龍馬と襲撃者がおり、参加者は彼らに従って謎を解き、一方は坂本龍馬を守り、一方は坂本龍馬の暗殺を目指します。
つまり、1つの公演を2つの視点で参加できるイベントということですね!
龍馬側は部屋にある押入れに隠れることで襲撃を防げ成功となり、襲撃側は龍馬側が押入れに入る前に鍵を開け襲いかけることができれば成功となります。いずれの公演も体験することで、より楽しめるということでぎんはどちらも参加させていただきました!
4:鍋対決〜志向の鍋を求めて〜
3チームにわかれて、至高の鍋制作を作ることを目指すイベントです。
ぎんが参加したタイミングでは、チーム間で奪い合いがOKで骨身を削る争いがありました。これが結構ひどいもので、他チームの解答や問題をもっていったりとまさにやりたい放題でした。参加者のモラルによって大幅にその公演の有り様が変わってしまう公演ですね。
ぎんが参加した回以降は、奪い合いが禁止になったのかな…?
ギミックや仕組みはしっかり作られていて、普通にやればとても面白い公演だなとおもっただけにその点が残念でした。
5:Dさま!!〜がまぐちからの挑戦状〜
前回の大阪謎の陣で大人気だった、Dさまです。
こちらのイベントはクイズ番組「Qさま」をリスペクトした謎解きイベントとなっており、プレッシャーの中で謎解きを行います。(Qさまをご存じない方は検索してみてください)
10人が円形のテーブルに座り次々を襲いかかってくる謎解きを、短い制限時間の中でクリアしていくというハラハラドキドキなイベントでした。機材セットがとても凝っていて、目の前に置かれたモニタに様々な謎が表示されます。
色々な都合でDさま公演は、謎の陣でしか体験できないイベントですので、謎の陣第3回に期待しましょう!
6:実行委員からの挑戦状
こちらは4人1チームの公演でさらわれた六角定規さんを救出する謎だったのですが、非常に難しい公演だったのにもかかわらず、多数の成功チームがでていて気持ち悪かったです。
※なぜあんなにとけるのか…
大謎のギミックが面白く机の上に置かれた「ロック」「カギ」「錠」をアナグラムして「ろっかくじょうぎ」を作り解く問題はとても面白いものでした。もしかしたら、あとで公式から公開されるかもしれません…?
7:おまけ
主催に色々聞いてみた
今回の主催である、「六角定規さん」と「どまさん」に色々質問をぶつけてみました。
第2回目となった大阪謎の陣ですがいかがですか?
1回目と比較して、規模がとても大きくなったので嬉しいです。大きくなった理由としては、1回目で参加者の皆さんにいいと思ってくれたのかなという思いと、関西の謎解き人口がガッと伸びたところかなと思っています。
関西の団体って思いの外少なくて、前回の謎の陣では個人的にあまり制作者の方とつながりがなく、団体を作ってもらったりもしました。滋賀のリドレイクさんなんかは、その時に作っていただいた団体で2回目にもまた参加していただけてとても嬉しいです。
謎の陣2で苦労されたことはなんですか?
公演をあまり制作したことがないため、他の制作者へのつながりがなく団体集めには苦労いたしました。また、大きなイベントをやるためのノウハウやナレッジもなかったため、実行委員内では色々と苦労がありました。それでも関西の様々な方に支えていただいて実現することができました。
関東の合同謎解きイベント「ナゾガク」に実際参加してみて、これを足したらいいんじゃないかということで考えました。ただ他の合同イベントよりも面白いことをやりたかったのですが、実行委員の数が少なくてタスクの割り振りがうまくいきませんでした。(1人に背負わせすぎた)
謎の陣3はありますか?
結構言われるけど、今のところは考えていません。
理由は、実行委員としてやった自分(六角定規)とすいとんが次年度は忙しい(学業)のためです。また、後輩が今の所おらずノウハウとコネを自分たちが抱えてしまっているので、前回+今回の反省を踏まえて実現するのが難しいかなと思っています。もっと他の人に継承していかないといけないなと。
もし来年やるのであれば、20人ぐらい実行委員を作って大規模にできれば実現出来る可能性はあるかなと。ぜひ今後「謎の陣を一緒に作り上げたい!」という方は連絡してね!(六角定規より)
謎の陣後に謎の陣2をやろうとおもった原動力について
みんなが楽しんでくれたのが一番大きいですね。自分が参加すると1人の楽しさだけど、主催をするとみんなが楽しんでもらえるのが良いですね。
あとで、Twitterで振り返ってみてその感想をみて楽しむので、もしこの記事を読んでくださった方はTwitterに感想をつぶやいていただければと思います。
突然登場した無策師さん
合同謎解きイベントを主催した人で集まって、ナレッジを共有しましょう。
よろしくおねがいします!!
8:さいごに
関東のナゾガクに比べると団体数、参加者は少ないものの広い施設を存分に使ったイベントでした。謎解きもやはり異色なものが多く、普段の謎解きに慣れてしまった方でも新しい楽しみを見出せたのではないかと思います。
また次回あるかはわかりませんが、ぜひ期待しましょう。
では。