こんにちは!リアル脱出ゲームブロガーのぎんです
今回ははしご型イベント「PLEAZ」に参加してきましたので、レポートしていきたいと思います。PLEAZは1日で4種類の公演が楽しめる、いわゆる合同謎解きイベントです。
今回ぎんは、午後の部で零狐春とAnotherVisionの2公演に参加しました。
株式会社零狐春 採用選考会(零狐春)
参加した感想
久々の零狐春60分公演で、とても盛況でした。
※100人超が同時に参加する(6人1チーム)チーム制のイベント
今回は就職活動にフォーカスした謎解きで普段の公演ではまずお目にかかれないイベントがあり、参加者の中には久しぶりの緊張感を味わった方も多かったのようです。
また非常に難しい公演で、ぎんが過去最高難易度だと思っている「地獄鉄道666」以来の高難易度の公演でした。
非常に難しいながらも、キレイな謎で、解答を発表した時には場内から自然と拍手が起きるほどでした。(ぎんも約200回ほどイベントに参加したことありますが、解説時に拍手が巻き起ったのは2回目です)
※冷静に考えるとなかなか異質な光景ですが
ただし、ラス謎に関してはもったいないという意見も多かったです。
※ちなみに脱出成功しました
零狐春のいろいろな公演(ナゾガクやなぞとも含む)に参加してみて、彼らの過去公演や、他団体から影響を受けている(いいとこ取りをしている)箇所が見受けられ、勝手ながら成長を感じました。
変化球ながらも土台のしっかりとした良公演だったと思います。
個人的な印象として、零狐春のコンテンツは回数を重ねるごとにブラッシュアップされ面白くなっていきます。そのため、初回公演よりも最後の方が面白いことが多いです。
しかし今回は、2回しか開催しない公演だったにもかかわらず非常に高いクオリティの作品に仕上がっていました。
制作指揮をとった方が違うからかもしれませんが、その点が個人的にはとても良いなと思っています。
シカバネ(AnotherVision)
AnotherVisionの新1年生が制作に関わった新作公演です。
目的は脱出を目指すこと、その過程で謎を解くことは変わらないのですが、これまでのAnotherVisionの王道をいく公演とは全く異なる新システムの公演でした。
とにかく、運営コストがとんでもない公演で大量のメンバーを抱える団体だからこそ出来る公演だったとも言えるでしょう。
個人的には「2015年で一番面白い公演」でした。
何が面白いかって、新システムですね。ぎんは謎を解くよりも、全体を把握して管理して、情報を整理するところが好きで得意です。
今回のイベントではその長所がいかせたかな、ということでプッシュしています。
ちなみに今回は脱出失敗しているのですが、 それが気にならないぐらい楽しい公演でした。
いままで、60分公演では王道の作品をたくさん作ってきたAnotherVisionが 、非常にユニークな作風で勝負して来た点がとても良いと思います。
まとめ
どちらの公演もこの夏参加したSCRAPの謎夏公演より、満足度・面白さの観点で上回っていました。いずれの団体も学生が主軸となって頑張っている団体で、とんでもないことだなと思います。
PLEAZのサイト・デザイン・運営方法・場所・公演内容にいたるまで、個人的にはどれも大満足です。(一部持ち帰り謎などはトラブルあったようですが)
参加後のTwitterでめっちゃ褒めてました。
PLEAZめっちゃ満足した
— ぎん@リアル脱出ゲームブロガー (@tenhouginsama) 2015年9月26日
やばいね
あと何がいいかって、PLEAZの運営、公演予約体制ね。
— ぎん@リアル脱出ゲームブロガー (@tenhouginsama) 2015年9月26日
これは本当にいい!
一回チケットとれば、何も考えなくていいし最高!! 考えた人ナイス!
フェスのような尖り方をしてる公演が目白押しなのに、そのどれもが60分という異色さ。
— ぎん@リアル脱出ゲームブロガー (@tenhouginsama) 2015年9月26日
合同イベントじゃまず出来ないし、単独公演でも難しそう。PLEAZじゃなきゃできなかった! って感じ。
最近のイベントと比較して
最近のイベントはお金を掛けてコラボを行い、演出を過剰にして盛り上げる事が多いです。一方でPLEAZで参加したイベントは「アイデアでここまで面白く出来るんだぞ!」という同人の力強さを垣間見た気がします。
リアル脱出ゲームが一般化するにつれて様々な方が参加するようになると、やはり尖ったもの、異色なものは作りづらくなってきているんでしょうね。(そもそもコラボ物だと謎解きや体験を求めていない人も多い)
今後はますます法人・独立で公演の内容が変わっていきそうですね。